人類は衰退しました 2 (ガガガ文庫)

著者 :
  • 小学館 (2011年11月18日発売)
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本棚登録 : 683
感想 : 30
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「こ、このスプーンです!このスプーンがわたしをこんなポータブルな体に!持ち運びのしやすい体に──っ!」

ほのぼの黄昏SF、②。
よりSF色強くなっているようです。
ドラえもんの道具的に妖精さんの不思議アイテムで大変なことになる「人間さんの、じゃくにくきょうしょく」と、
タイムリープでループでバナナでスリップな「妖精さんたちの、じかんかつようじゅつ」の2本でお送りします。

タイムスリップ物は楽しい。
ネタバレを避けて感想を書けないのが残念ですが、「すぐおいしいけど、すごくとおくにとばされるばぐが」あったばーじょんのバナナで飛んだ先のジョシュサンが二重の意味で関わってきているあたり上手いな〜と。

不条理込みでなんでもアリ、な妖精さんのせいにしておけばどんな話でも出来るこのシリーズは可能性無限ですねえ。

続刊でどんなトンデモに発展してくれるのか楽しみです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 国内SF
感想投稿日 : 2019年8月25日
読了日 : 2012年9月9日
本棚登録日 : 2019年8月25日

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