池脇千鶴が良いと言うので観ました。
自分の中の『日本映画』という物そのもの、という印象。
主題に閉塞感・行き詰まり感が入っているところ。そして画面が暗い。
役者たちの演技力が素晴らしく凄まじかった。
特に菅田将暉、先日アニメ「打ち上げ花火、上から見るか下から見るか」でなんだこの下手くそは、と思った人だとは信じられない。
バカでうるさいだけの青年の心の機微をこんなにも演じることができるものなのかと。怒りのシーンの迫力に打ちのめされた。
それからラストシーンの池脇千鶴の美しさと、タイトルが表示される余韻がほんとに印象的で、ああ、これは芸術だと思った。
それとやっぱり海中シーンが良かったな〜。
ストーリーも嫌いではないけど、なにより画作りについて素晴らしいと思った映画でした。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
映画・映像作品
- 感想投稿日 : 2019年7月19日
- 読了日 : 2019年7月19日
- 本棚登録日 : 2019年7月19日
みんなの感想をみる