来週は参議院選挙という事で選挙にちなんだ小説。
ずっと無投票選挙が続いてきた山村で、村の実力者に推された助役とそれに対抗して出馬した主人公で争われる村長選挙。寂れ、箱モノを作って財政危機に陥った村をどう立て直すのか。補助金漬けで公共事業頼みは日本の縮図。カネなし、支援者なし、組織票なしの主人公が展開する選挙戦は読みごたえあり。文体は講談調&方言丸出しでゆるい感じで、それもいい味出してますが。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2013年7月13日
- 読了日 : 2013年7月13日
- 本棚登録日 : 2013年7月6日
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