とても良かった。温室デイズと言うタイトル、読後納得。半端なく荒れた中学が舞台で主人公は女の子。かなりシビアな内容なのだけど、それを柔らかい文章で書いてあるから暗くはならない。重たいものをこの雰囲気で描いてくれる瀬尾さん、すごいなぁと思う。そもそも学校って我慢しても行くべき所?辛くなったら逃げていい?子どもにとっては家庭と学校が全ての世界だと思うから簡単に通えとも、逃げろとも言えないね。先生も親も無力だな。ただ「一生懸命かけた言葉はちゃんと身体のどこかへ入ってるんだね」は信じたいな。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年9月5日
- 読了日 : 2013年9月5日
- 本棚登録日 : 2013年9月5日
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