報道のドラマ性を極端に追求し始めたマスコミ社会。
読者視点で見れば完全に狂ってるとしか思えない世界を整然と描きつつ、要所要所では笑ってしまう程の気違いっぷりを挿入し、そのごった煮がとても痛快。
しかし、これが40年以上前の作品ってのがすごいな。
メタ的な幕もちょっと好き。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
筒井 康隆
- 感想投稿日 : 2010年6月12日
- 読了日 : 2010年6月12日
- 本棚登録日 : 2010年6月12日
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