人として何かが足りていないという自覚はあるが、「それ」は一体何なのか、また元来備えていたはずの「それ」がいつ欠落していったのか、わからない。そんな30代男性のお話。共感できるところ、できないところ、色々あって面白かった。田舎特有の閉塞感とか、都会と接する人への少しの劣等感とかが丁寧に言葉に変換されていて、う、わかるかも…と嘆息。
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- 感想投稿日 : 2016年12月29日
- 読了日 : 2016年12月29日
- 本棚登録日 : 2016年11月23日
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