橋ものがたり (新潮文庫)

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感想 : 120
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江戸時代、橋を舞台に、男女の情を書いた短編集。
『ヨイ豊』の梶よう子推薦本。

出てくるモチーフもシンプルな時代、浮気や不倫や人に言えない事情も暗黙の了解として人と人が繋がりあっていた。
そういうのが人間で、しかたがないことなんだよ、と言っているような穏やかな一作。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2016年6月25日
読了日 : 2016年6月25日
本棚登録日 : 2016年6月25日

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