ストーリーとアートまでもが狂気を帯びている一冊。巻末に脚本が収録されているのが、本当にありがたい。ダークナイトリターンズと並んでバットマンの深淵を垣間見ることが出来るようだ。本編中、やはりクレイフェイスの様子には驚かされるし、トゥーフェイスに至っては狂気に取り込まれているからこそ、正常なのだ。一瞬で見抜いているバットマンもまた…。アーカムの成り立ちは読むものにそこはかとない恐怖を与えるだろう。
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- 感想投稿日 : 2018年6月21日
- 読了日 : 2018年6月21日
- 本棚登録日 : 2018年6月21日
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