表題は『霍去病』だが、内容としては『霍去病殺人事件』と言ったほうが適格である。
この作品は歴史ミステリーといってよい。歴史をベースにしながら、謎を散りばめ、クライマックスの霍去病の死の謎にせまっていく。
前漢のこのころの時代を取り扱った小説は少ないので非常にありがたい。
この作品の続編と言っていい『霍光』を含めて読むと武帝の事態の人物や事柄の勉強にもなる。特に桑弘羊(そうこうよう)という人物がいたことを知ったことは非常にためになった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
歴史
- 感想投稿日 : 2009年12月7日
- 読了日 : 2009年12月7日
- 本棚登録日 : 2009年12月7日
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