蝕罪 (中公文庫 と 25-15 警視庁失踪課・高城賢吾)

著者 :
  • 中央公論新社 (2009年2月1日発売)
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結婚を控えた男性が忽然と姿を消した。彼は就職に失敗した後、空白の一年間があった…。
長く続いているシリーズの一作目。酒浸りで髭すら剃らない主人公は自堕落に感じられますが 諸々の事情を知れば、そうなるのも仕方ないとしか言えません。
心の奥底にあるものは枯れていない、仕事と向き合う事で立ち直っていくのだろう。完結しているようなので、最後まで読めば一番の懸念が解決されるのかな。本筋よりむしろそちらが気になる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 推理小説
感想投稿日 : 2018年5月1日
読了日 : 2017年9月7日
本棚登録日 : 2018年5月1日

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