四とそれ以上の国

  • 文藝春秋 (2008年11月27日発売)
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感想 : 51

思い出や記憶や予感、感性、善意や悪意みたいな普段は目に見えないものたちが幽霊になって一同に介している感じ。だから不穏で気持ち悪いひと(もの)もたくさん出てくるけれど、そういうものから目を逸らさないいしいしんじさんの優しさ…でしょうか。我々がいつも目を逸らしているもの、見ようとしないものって何だろう、と思いを馳せました。単純に「なにこれこわい」では終わらせられない。やっぱりすごいと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 現代
感想投稿日 : 2013年8月24日
読了日 : 2013年8月24日
本棚登録日 : 2013年8月24日

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