封殺された対話: ペルー日本大使公邸占拠事件再考 (20世紀を読む)

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  • 平凡社 (2000年5月1日発売)
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ペルー日本大使公邸人質事件の人質のうち、もっともトゥパクアマルと接したであろう、元外務省書記官の本。フジモリ政権がいかに独善的なのかがよくわかった。学者として書いたのだろうか。物語として読ませるために、後に記した資料や考えを本文に練り込んで欲しかった。章立てや記し方が少々読みにくい感じがした。貴重な内容だが。
今考えると、フジモリ大統領の軍部に逆らえないという体制こそが、強行突入およびゲリラ17人全員殺害という惨事につながったのかもと思った。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2017年2月11日
読了日 : 2017年2月11日
本棚登録日 : 2017年1月18日

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