噂通りとにかく凄い本です。大人向けの仕掛け本…という感じ。
最初の短編を読み、袋とじを1つずつ開いていきながら全く姿の異なる長編を読み進める、とても楽しい本でした。
性質上短編の方は違和感のあるシーンや読み取りづらい文面になることが多いのですが、長編に入るとガラリと印象が変わるのでそれはそれで楽しい。
ただ、この『袋とじを開いていく』という行為自体がこの本の最大のポイントなので、最初に読んだ1回目が一番楽しめるのかも…。
できれば記憶を消してもう一度短編から読み直したいです笑。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2015年6月7日
- 読了日 : 2015年5月30日
- 本棚登録日 : 2015年4月30日
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