阿修羅ガール (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2005年4月24日発売)
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感想 : 521

正直言ってずっと舞城王太郎の文章は苦手だったのだが、苦手意識克服!と読み始めた。
三島由紀夫賞なるほど、慣れない言葉選びなものの、面白くて引き込まれる。
第二部からの「魔界?」の流れなんて、びっくりした。舞城さんの頭の中、どうなってるんだろう。

最終的に、あれ?って感じだったけど、
阿修羅に投影した自分、グルグル魔人と交わった自分、
破壊衝動と輪廻転生、

最後に入ってた蛇の話は正直あまり好きではないけど、仏教思想にふれていてちょっと興味そそられるな、って感じでした。

もうちょっと他の作品も読んでみようかな。慣れたら、読みやすそうだし。テンポよし。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 舞城王太郎
感想投稿日 : 2011年1月26日
読了日 : 2011年1月26日
本棚登録日 : 2011年1月26日

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