いわゆる女性活躍推進より、さらに1歩先に進んだ本。誰もが無自覚に陥っているジェンダー・バイアスを明らかにし、それらを取り除いていく必要があると主張する。■それはおそらくとても難しいものだけれど、いまや女性に参政権があることに違和感を感じる人はいないのと同じように、何十年後になるかわからないけれど、女性も男性も、仕事や家事・育児を自由に選択できる(制度的な意味ではなく、周囲の理解という意味で)社会を実現するために、一人ひとりが1歩ずつでも踏み出そうよ、と。ただ、自分という個人に立ち返ったとき、何ができるのだろうとは思う。■とても良い内容だけど、全体的に話が少ししつこい感じはした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
- 女性向け
- 感想投稿日 : 2020年9月3日
- 読了日 : 2020年9月2日
- 本棚登録日 : 2020年9月2日
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