ブラック企業に勤める主人公。夢と現実のギャップに耐えられない日々が続いていた時にひょんな事から自称同級生と出会う。彼の正体は謎に包まれたまま、彼に会うことを糧にして、少しずつ考え方を教えてもらって上を向いて生きていくようになる。かと思った矢先のトラブル。死を覚悟してフェンスを越えた主人公に自称同級生は声をかけた。
自分がフェンスを越えて今まさに飛び降りようとしている人と相見えたとしても、なんて声をかけたらいいか息がつまると思う。
思ったよりもどんでん返しはないけれど、働く人達の強いエールにはなっているんじゃないかな。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2017年5月6日
- 読了日 : 2017年5月6日
- 本棚登録日 : 2017年5月6日
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