連続殺人鬼 カエル男 (宝島社文庫) (宝島社文庫 C な 6-2)

著者 :
  • 宝島社 (2011年2月4日発売)
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口にフックをかけられ、マンションの13階からぶら下げられた女性の全裸死体。
傍らには子供が書いたような稚拙な犯行声明文。
街を恐怖と混乱の渦に陥れる殺人鬼「カエル男」による最初の犯行だった。
警察の捜査が進展しないなか、第二、第三と殺人事件が発生し、街中はパニックに…。
無秩序に猟奇的な殺人を続けるカエル男の目的とは?
正体とは?警察は犯人をとめることができるのか…。

最近、とっても良い作品ばかりに巡り合っていたので、
エグイと噂で避けてきた本作を敢えて読んでみました(*'-'*)エヘヘ

殺人事件の死体の様子の描写も酷いけど、
そんなに気持ち悪くはならなかったが、
虐待シーンや格闘シーン暴力シーンの描写は、
迫力があるのかもしれないですが、
長い、長すぎる(/△\*)
読んでいてとっても気が滅入るし、気分が悪い。
それが延々と続くからまいっちゃう。

刑法三十九条の問題提起は考えさせられた。
もし、自分の周りの人が何らかの被害にあった時、
犯人が心神喪失や心神耗弱と判断され罪に問われなければ
それは許せないって思った。
とても重いテーマを問題提起し、
そしてどんでん返しに次ぐどんでん返しにはとても驚かされたし、
ラストもゾッとした。
それだけに残念さが残りました。

続編が発売されているようですね。
続きは気になります(〃ω〃)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリー
感想投稿日 : 2018年12月12日
読了日 : 2018年12月12日
本棚登録日 : 2018年10月20日

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