子どもの頃って、自分の思い通りにできることはすごく少なくて、親やら大人の都合に振り回されて、知ってることもほとんどなくて、親の言うままに覚えてるけど意味はわかってないような言葉とか、友達自分も全然人間ができてなくて勝手で、でもそういうのが当たり前だったからなんとも思わなかった。だからこそ、毎日起こる出来事に本気でどきどきしたりショックを受けたりできたのかもしれない。
私が育った地域は北海道みたいに雪がばかすかふったり牛やら馬が身近にいたりするところじゃなかったけど、子供の頃だって10円じゃ何も買えなかったけど、そういう環境の違いを無視出来るほど子どもだった頃の感覚を思い出させてくれる本。
読書状況:未設定
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2013年1月21日
- 本棚登録日 : 2013年1月21日
みんなの感想をみる