ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さんと果てない舞台~ (メディアワークス文庫)
- KADOKAWA (2017年2月25日発売)
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感想 : 581件
シリーズ7冊目で、いよいよ最終章。
期待して読み始めたが、前半はダラダラして、しかもシェイクスピアのファーストフォリオの古書が3冊あり、うち本物は1冊のみで、しかも3冊とも全ページが接着剤で外側から塗り固められている。この中から本物を見分けられるか・・・という荒唐無稽の話で、白けて中々読み進まなかった。
2月発売と同時に買って、読み終えたのは4月下旬。
ところが、最終章の3冊の古書が競りに出されてからの展開が、それまでと打って変わり、一気に盛り上がる・・・そして栞子さんと五浦くんは・・・?
という訳で、最後まで読み終えれば、期待に違わずに、爽やかな読後感を得られます。
今回はシェイクススピアの時代の様子やその古書の世界を知ることができ、肩も凝らずに、気分転換には最高です。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年4月19日
- 読了日 : 2017年4月19日
- 本棚登録日 : 2017年4月19日
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