文章が美しくてもの悲しくて、
読み終わりたくないような早く読み終わってしまいたいような、不思議な気持ちだった。
10年以上前に書かれた本で、舞台も昔に設定されているけれど、「私たちがこれからの時代を作っていくことができるのか、それだけの価値がある国なのか」という最後に書かれていたことは今も色褪せることなくあるテーマで、私も考えたいなと思った。
あと、その人の歴史を気持ちごと記録するという「しまう」という行為は、超能力だけど、私たちも本を書いたり読んだりすることでできることだと思った。
図書館で借りて読んだけど、これは手元に置いておきたいなぁ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年9月17日
- 読了日 : 2018年9月17日
- 本棚登録日 : 2018年9月17日
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