取っつきにくい感のある歌舞伎を、非常にライトな語り口とストーリーで読み手に興味をもたせるよう書かれている。この本がきっかけで、実際に歌舞伎座に足を運ぶこととなった。
何百年も続く伝統的芸能が面白くないわけがない、でもきっかけやとっかかりがないと興味の土俵に立てない。高校生が歌舞伎同好会を通して成長していく様子を描いた本書は、その昇降台のような役割を果たしてくれる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説・文庫
- 感想投稿日 : 2014年10月29日
- 読了日 : 2014年9月7日
- 本棚登録日 : 2014年8月27日
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