- 母の日に死んだ (創元推理文庫 M ノ 4-9)
- ネレ・ノイハウス
- 東京創元社 / 2021年10月29日発売
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最初はその分厚さに圧倒されたけど(文庫本で700ページ弱って!)読み始めたら物語に引き込まれてすいすい読めるし読むのを止められない。とはいえ、馴染みがない名前や地名でその辺りはちょっと読み難いけど。
2024年5月15日
- ライオンのおやつ (ポプラ文庫 お 5-5)
- 小川糸
- ポプラ社 / 2022年10月6日発売
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久々に小説を泣きながら読んでいた。お父さんがとにかくねぇ、愛情深くて・・・いや、この小説に出てくる人たちみんなが愛情深いんだけど。でも、余命宣告され、達観したような人と、本質としての愛情深い人って違う感じがするんだよなあ・・・
さて、自分だったら最後のおやつになにを望むだろう。人生最後に(食事は)なに食べたい?ってのはよく聞くけど、おやつねぇ・・・読み終わって相変わらず涙流しながらそんなことを考えてた。で、まだ見つからないのはまだまだおやつを食べれる時間があると思ってるからなんだろうなあ。
2024年5月6日
タイトルからして『李王家の』縁談話しなのかと思ったら、伊都子妃がいかに縁談をまとめたか、な話し(そしてその縁談の中には李王家の人間も含まれている、という)。
2024年3月5日
- 総特集 大和和紀 デビュー55周年記念 (KAWADEムック 文藝別冊)
- 大和和紀
- 河出書房新社 / 2021年7月14日発売
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『はいからさんが通る』は当たり前のように好きなんだけれど、好きの理由のひとつに紅緒さんのファッションにあったな、ということを思い出した。着てる服着てる服、みんなステキだった。懐かしいなあ。
2024年3月18日
不倫しててそこから起こるマイナスな状況に同情するところはないんだけれど(いろんな考え方はあると思うけれど、私は不倫はイカン!と考えだから)、まあ主人公は明るい未来になりそうで良かったね、ぐらいかな
2024年2月12日
小豆餡が苦手で和菓子って避けがちなんだけど(味噌餡は好き)、このシリーズを読んでいると「ああ、和菓子、それも上生菓子食べたい!」と毎度思ってしまう (^_^;) 棒がささってるお菓子で私は花びら餅が浮かんだんだけど、和菓子に詳しいと案外思い浮かばないものなのかな。
2024年1月28日
- 萩尾望都と竹宮惠子 大泉サロンの少女マンガ革命 (幻冬舎新書)
- 中川右介
- 幻冬舎 / 2020年3月26日発売
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前半はともかく、『一度きりの~』が出たあとに書かれていたら、副題にある大泉サロンについてはずいぶん違った内容になっていたんだろうなあ、と。
2023年12月3日
- 裏横浜 ――グレーな世界とその痕跡 (ちくま新書)
- 八木澤高明
- 筑摩書房 / 2022年5月11日発売
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本文に直接関係はないけど、巻頭の地図が『伊勢崎町』表記で、ちゃんとチェックしないのかな。第一刷版だから今は直っているのかな。
2023年11月7日
- ミセス・ハリス、パリへ行く (角川文庫)
- ポール・ギャリコ
- KADOKAWA / 2022年10月24日発売
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懐かしい。子供のころに読んだ本(タイトルは『ミセス・ハリス、~』じゃなくて『ハリスおばさん、~』だったけど)。また読みたいなとずっと思っていたくらい懐かしくて好きな本。やさしさに満ちていて、まったくアナログな世界なんだけど、今の時代にこのやさしさはないだろうなあ・・・しかし映画化までされていたとは知らなかった。
2023年10月24日
- ディープヨコハマをあるく
- 佐野亨
- 辰巳出版 / 2022年8月1日発売
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知ってる話しも知らない話しもあって面白かった。あとがきにある横浜線沿線、相鉄線沿線、田園都市線沿線、それぞれのまちの話しも読んでみたいな。
2023年10月22日
- 家政婦の歴史 (文春新書 1414)
- 濱口桂一郎
- 文藝春秋 / 2023年7月20日発売
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とっても興味深いことが書かれているのだけれど、法律の文章もたくさん出てて、そういう脳みそのない私には読み辛かった・・・
2023年10月11日
- 踊る彼女のシルエット (双葉文庫)
- 柚木麻子
- 双葉社 / 2021年4月15日発売
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言ってることは分からなくもないのだけれど、なんかイマイチ共感できないというか・・・主人公が必要以上にぐるぐるしてる感じが好きになれないのかも。
2023年8月31日
- 満洲からシベリア抑留へ: 女性たちの日ソ戦争
- 生田美智子
- 人文書院 / 2022年4月21日発売
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本書内でも触れられているシベリアに送られた女性たちの本(著者によれば誤認があるそうだけれど)を先に読んでいたので、興味を持って読んでみた。意外と言っちゃナンだけど、当初はともかく、意外にソ連も捕虜たちのことを考えてくれていたところもあったのだなと驚いた。
2023年8月22日
- 女王ジェーン・グレイは九度死ぬ ~時戻りを繰り返す少女と騎士の物語 (二見サラ文庫)
- 藍川竜樹
- 二見書房 / 2022年3月11日発売
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有名なドラローシュの絵画と史実をうまいこと料理したなって感じ。
2023年8月12日
- 蒼い空へ:夫・西城秀樹との18年
- 木本美紀
- 小学館 / 2018年11月14日発売
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報道された病歴以上にこんなに闘病していたとは・・・!20くらい離れた歳、しかもただの芸能人ではなくトップの地位にいる人なんだから、夫人が芸能界とはまったく縁が無く、結婚していろいろ大変だったんだろうなあと想像に難くない。病気との戦いはあったにせよ幸せな結婚生活で、そして遺された夫人や子供たちが今も落ち着いた生活が送れていると良いなあと思う;
2023年8月11日
- 風葬 (文春文庫 さ 56-2)
- 桜木紫乃
- 文藝春秋 / 2016年12月1日発売
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話しがどう絡まっていくのだろうと思いながら読み進むと「そうかあ」と。舞台が道北であることやノワールというけれど、やっぱり馳星周辺りとは違うんだなあ、って。当たり前か。
2023年8月3日
- 毒の恋 7500万円を奪われた「実録・国際ロマンス詐欺」
- 井出智香恵
- 双葉社 / 2022年8月25日発売
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なんでこんなこと信じるんだろうと思いながら読んでたけど、信じちゃうからこその詐欺被害者なんだよねぇ・・・
2023年7月30日
- 100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集
- 福井県立図書館
- 講談社 / 2021年10月20日発売
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私はこの本を読むまでずっと『IQ84』だと思ってました。『1Q84』だったとは・・・もうこれだけでこの本を読んだ甲斐あったかも (^_^;)
2023年7月10日
これはファンタジーになるのかな。ファンタジーとは思わず読み始めたので、最初は「むむむ」って感じだったけど、小説を読むときに「この世界に入って行ったら・・・」と思うことはあるので、こういう設定はいいなあ。
2023年7月7日
やっぱりウルフガイ、だよね(読んだころないから詳しい内容は知らないけど)。最初に大神という苗字だけ出てきてもなにも思わなかったけど、明という名前に「あれあれあれ~」って (^^) 正体知ったらなおさらでしょ。鸕野讃良なんてでてきちゃうと、以前の不比等を扱った小説あたりからふくらんだのかな、と思ったり。最初本書を手にしたときはあまりの厚さに読み切るのにどのぐらいかかるだろうと危惧したけれど、読みだしたらあっという間に読み終わってた。そういうところはさすがだな、と。
2023年6月25日
- ポテトチップスと日本人 人生に寄り添う国民食の誕生 (朝日新書)
- 稲田豊史
- 朝日新聞出版 / 2023年4月13日発売
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読んでたら無性にポテチが食べたくなった!ダイエットの意味もあって控えているというのに・・・なんとなくポテチといえばカルビーのイメージがあったのだけれど(シェアは一位というし)、スーパー行って売り場を改めてじっくり見ると湖池屋商品がたくさんあって、いかに売り場を素通りしていたのかと・・・(だって見たら買いたくなるもん!)そして商品もいろいろバラエティ豊かで驚いた。その裏でいかに業界の人たちががんばっていたのかを知れて、読んで良かった。
2023年6月22日
- 国民食の履歴書 カレー、マヨネーズ、ソース、餃子、肉じゃが
- 魚柄仁之助
- 青弓社 / 2020年1月24日発売
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焼き餃子が日本で実は大正時代から食べられていたとか肉じゃがは実態はともかく名称としては昔からある料理ではないとか、そういう意外な話しがおもしろい。
2023年5月13日
- 小隊 (文春文庫 す 27-1)
- 砂川文次
- 文藝春秋 / 2022年5月10日発売
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これが芥川賞候補というのなら、純文学というのはよく分からん・・・
2023年5月12日
- 暁の宇品 陸軍船舶司令官たちのヒロシマ
- 堀川惠子
- 講談社 / 2021年7月7日発売
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祖父は商社の船舶部にいて、戦時中は徴用されて終戦は横須賀で迎えたと亡くなったあとに親から聞いた。徴用されていたときになにをしたのかどこに行ったのか・・・兵站がお粗末だったとは知っていたけれど、ここまでお粗末だったとは思わなかった。もちろん、頑張ってる人や真面目にやってる人はいるんだけれど、それにしても情けない。負けるのも当然だなと思う。おじいちゃんに戦争中の話しを聞いてみたかったなと思うけれど、さて、どんな話しが聞けたんだろう・・・
2023年4月21日