タイトルに惹かれた。
一時、もう生きていたくないと思う時期があった。
それを経て思うことがある。「生きたい」と思えるのは、世界はうつくしいと信じていられるからだということ。この世界がうつくしいと信じられなくなったとき、人の心は急激に下へ下へと向かう。
この本を読んでいると、生きることの喜びって、そんなに大層なものじゃないなと思える。
ただ生きてそこに在って心の機微を感じること。
そういう静かな喜びを大切にしていたいと思う。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年10月28日
- 読了日 : 2023年10月28日
- 本棚登録日 : 2023年10月18日
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