表紙の渚ちゃんの前にあるのは抹茶パフェでしょうか?修学旅行、京都、平面上といえば、整然と碁盤の目のように走る京都の街筋。そして渚ちゃんといえばそれは座標平面でしょう。『鳩の巣が足りなくても』『パップス・ギュルダン荘の秘密』など中学生にして、こんなに人間性豊かな浜村渚の魅力が増幅するエピソードでした。底面積x高さだけでなく、重心が動いた距離x断面の面積で回転体の体積を出す方法は感心しました。親友のセチの他におともだち二名も登場。数学から離れれば渚ちゃんもかわいい普通の中学生。ほほえましい。
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- 感想投稿日 : 2022年1月3日
- 読了日 : 2022年1月3日
- 本棚登録日 : 2022年1月3日
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