銀色さんと担当編集のツツミさん、スガハラさんの高いもの食べ歩き旅です。美食の都、東京の話題のお店を3人で食べ+飲み歩くという、うらやましい企画だー。
本当においしいお店や、噂だけでなんだかなぁ…といったお店でのおしゃべりが楽しいです。3人とも食べることが大好きなのですが、肉好きツツミさん以外のおふたりは少食で、おいしくてもすぐブレーキがかかってしまう…。これ、よくわかるんです!お箸がすすまなくなっちゃうのは味が悪いからじゃなくって容量オーバーなのー。
それに、面白かったのは、満腹になる瞬間を「ガツン成分が入ってる」と評すること。うーん、この間のおいしい焼肉おごられ食事会でも、開始30分で食欲が停止してしまった私は「そのせいか!」と納得してしまいました(笑)。
写真でもお料理が紹介されていて、思わずおなかがすいてきます。個人的には「芽キャベツのフリット」「さっぱりねぎラーメン」「トリュフバターを使ったオムレツにお醤油たらり」がお気に入り。「すももアイスキャンデー」は近所のスーパーから常に補給してます(笑)。
グルメレポートといえば、「出されたら残さずペロリ」の健啖家ばかりのものかと思いましたが、少食グルメレポートというのは新しいかも!でも、少食のひとが「おいしい」っていうものって、本当においしいんだよ!と大声で言いたくなります(笑)。
お食事中のおしゃべりよりも、3人の段取り決めのメール交換のパートが多く、そこがまた楽しいです。でも、お食事中に「今度どこにする?」の話がバンバン出てくるのはいかがなものか(笑)。お仕事というよりも親しい仲間の「どこで何食べよう?」というキラキラ感+お料理にヘタレてしまったときの哀しみと「天のプロデューサーの声」が楽しい本でした。
- 感想投稿日 : 2009年5月15日
- 読了日 : 2009年5月17日
- 本棚登録日 : 2009年5月15日
みんなの感想をみる