逃走論―スキゾ・キッズの冒険 (ちくま文庫)

著者 :
  • 筑摩書房 (1986年12月1日発売)
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本棚登録 : 711
感想 : 34
4

もっと難解な本だとおもっていたが、スラスラ読めて、35年経ってさすがに前景化されたのか思ったが、難解なのは「構造と力」の方だったようだ。

サブカル雑誌に発表された著作を前後に挟んで、中心は今村 仁司との対話
ドゥルーズ・ガタリを読む
マルクス・貨幣・言語

当時私は浪人していて知的浪費をする余裕もなく時間を浪費していたのだった。願わくば発売当時に読んでおきたかった。

今村 仁司は2017年に65歳で亡くなっている
パラノ・スキゾはドゥルーズとガタリが提示した概念
御本人がゲイだと公表したのはまだ先立ったような

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 借りた本
感想投稿日 : 2019年5月1日
読了日 : 2019年5月1日
本棚登録日 : 2019年5月1日

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