すごくいい本に出会えたなぁと感じてます。
まず、とても読みやすかった。抽象的で概念的な内容を扱っているのに、都度理解しながら読んでいくことができた。
なるべく平易な言葉を選んでくれているのもあると思うけど、具体例が豊富だからイメージしやすいし、話の流れが理路整然としているので、頭を整理しながら読める。このまま中高生の国語の教科書に載せられるレベルだと思う。
そして、何より内容も面白くて、目から鱗の発見が多かった。
障害者に対する考え方も変わったし、サポートする側とされる側という「福祉的な視点」を離れて、「目が見えること」「目が見えないこと」を文化的な差異として「面白がって」お互いを比較することで、自分たちの身体に対しての新しい視点が得られた。
4章ででてきた美術館の「ソーシャル・ビュー」面白そう!機会があれば参加してみたいな〜
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年2月21日
- 読了日 : 2022年2月21日
- 本棚登録日 : 2020年4月10日
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