量子重力理論とはなにか―二重相対論からかいま見る究極の時空理論 (ブルーバックス)

著者 :
  • 講談社 (2010年3月19日発売)
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感想 : 19
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 相対論,量子論のエッセンスを見た後に,量子重力理論の近似としての二重相対論を紹介。一般向けでここまで書くかという感じで,結局よくわからなかった…。
 要するに,真の量子重力理論はまだ見つかっていないけど,その近似バージョンとしての二重相対論が今注目されているようだ。これは半世紀も前の,スナイダー理論を拡張したものだそう。特殊相対論の絶対基準となる光速cに加えて,プランク重さを第二の基準としたという意味で「二重」相対論。
 この本,挿絵が萌え絵でそこも注目らしい。描いたGripen氏のブログに,没挿絵が何点か収録されてた。
/「量子重力理論とはなにか」が発売になりました http://gachamukku.air-nifty.com/blog/2010/03/post-3e74.html

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 物理・宇宙
感想投稿日 : 2012年8月2日
読了日 : 2012年8月1日
本棚登録日 : 2012年8月1日

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