僕はパパを殺すことに決めた 奈良エリート少年自宅放火事件の真実

著者 :
  • 講談社 (2007年5月22日発売)
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本棚登録 : 398
感想 : 74

 尊属卑属殺人について、ものすごく突き詰めていた時期、では、子が親を殺すとは、いかなるものなのか。出版さしどめになったとはいえ、掘り起こすしかない。プレミアがついてて、驚いた。

 リークとかジャーナリストとしてのモラルとかうんぬん、ここでは抜きにする。
 子が親を殺すには、圧倒的な理由がある。
 どんなしょうもない親であっても、大いなる罪を犯したこと、免罪にはならない。だけど、親が子を殺すより、わたしの中では赦される。
 赦しちゃうのよ。どうしても。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 親子のぐちゃぐちゃ
感想投稿日 : 2011年2月16日
読了日 : -
本棚登録日 : 2011年2月16日

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