ぼくが消えないうちに (ポプラせかいの文学 4)

  • ポプラ社 (2016年10月4日発売)
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ラジャーは、少女アマンダが想像してつくり出した親友だ。
ふたりはいつも一緒に、楽しい時間をすごしていた。
しかしある日突然、アマンダがいなくなり、ラジャーはひとりぼっちになってしまう。
アマンダに忘れられると、ラジャーはこの世から消えてしまうというのに。
さらに、子どもたちの想像力を盗む、不気味な男もあらわれて…。
大切な友だちを探すため、ラジャーの旅がはじまった……!
子ども時代の不安や喜びをスリリングな展開で描く、イギリス発のファンタジー。人気画家、エミリー・グラヴェットの挿絵入り。

「子どものときのことなんて、みんな忘れていく。でも、子どもに忘れられていく友だちを書いたこの本を、きみはきっと忘れない」ー金原瑞人氏(法政大学教授・翻訳家)

「とても明瞭かつ独特な語り口で読者を魅了する、温かくて笑いのある物語」
―ガーディアン誌

「恐ろしくもあり、ユーモアもあり、感傷的になることなく、感動させてくれる。エミリー・グラヴェットの絵も美しい。はじめから終わりまで、喜びにあふれた本」
―ファイナンシャル・タイムズ

「想像力について、一風変わった作風で描くことに成功している。ケイト・グリーナウェイ賞を受賞したことのあるエミリー・グラヴェットの挿絵は、モノクロでもフルカラーでも美しく、文章と融合することで特別な一冊に仕上げている」
―ブックリスト

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感想投稿日 : 2016年10月18日
本棚登録日 : 2016年10月18日

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