証拠死体 (講談社文庫)

  • 講談社 (1992年7月3日発売)
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本棚登録 : 1132
感想 : 74
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女流作家が殺され、その不可思議な状況に捜査は難航する。
そんな中、検屍官、ケイの元に昔の恋人からの電話が入り…。

*****

ケイが公私共に今回はバタバタしていた巻。
2作目を読み、思ったのは、私の好みのシリーズだなぁということ。
そして、私がマリーノをめっちゃ気に入ってしまっているということ!
ケイは信頼は置いているし、頼ってもいながら、基本的にマリーノに対してクールなんだけれど、マリーノはけっこうな優しさだよ~!
1作目は良い奴だけれど偏見の塊の荒っぽい刑事というイメージを個人的には抱いていたのに今作はすっかり親しみを持って読んでしまった。
残念ながら恋仲になるバディではないけれど、今後もやいやい言いながら助け合って欲しい。

ミステリというよりサスペンス?な感じ、ハラハラ読むことができた。

どうして作家は殺されたのか?
犯人が徐々に迫ってくる流れは怖かった。

それとは別にケイを怒らせるのはかなり恐ろしそうだ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説(海外)
感想投稿日 : 2019年5月16日
読了日 : 2019年2月1日
本棚登録日 : 2019年1月15日

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