ジャンルで言うと恋愛小説なのだけれど、恋愛というより人間小説なのかな。ぼっちで周りに関心がない男性と、ずけずけとものを言う女性。言葉尻だけだと嫌味な感じがするけど、瀬尾マジックにかかるとなんだかとても愛おしい。それぞれ人生で大きなことを抱えて生きているのに、悲観や大袈裟にすることなく淡々と生きている。相手のことを考えていて本当に最高のパートナーだよ。「子宮取っても生活に支障がないんだったら、むやみやたらにセックスして中絶する人がなればいいじゃん…」というくだり、共感しかない。
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- 感想投稿日 : 2022年11月7日
- 読了日 : 2022年11月7日
- 本棚登録日 : 2022年11月7日
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