日々ごはん 4

著者 :
  • アノニマ・スタジオ (2005年7月1日発売)
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感想 : 27
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ごはんを食べている途中、ぐったりと眠くてたまらなくなる。汗をかくってすばらしい、ただただ、体だけがくたびれることって、なんか大事な気がする。

自分がどんな仕事をして、今何を考えていて、若いころとどう変わったかなんて、とりたててわざわざ言わなくてもいい関係。昔からの友人たちと過ごす時間の嬉しさを、深津家のパーティーに来るといつも思う。それをかみしめるのは、たいてい帰ってからの風呂の中だったり、寝る前の布団の中だったり。→そういう関係っていいなと思った。

佐藤初女さん「おむすびの祈り」
そこには、私が自分の人生の中で、ああでもないこうでもないと考えたり、濾過されるようにして生まれてきた想いや、料理に対する考えが、そのまま書いてあった。

納豆トースト
納豆1パックについてきた辛子やタレを混ぜてよく練り、マヨネーズ、葱を加え混ぜる。パンにバターを塗り、納豆をべったりのせ、かつおぶし、チーズをのせてオーブントースターで焼く。食べる時に七味唐辛子をたっぷり振りかける。

カメラマンも、デザイナーも、プロデューサーも、作家も、編集者も、皆いっしょなんだなと思う。どこの世界にも、有名だけど偽物さんというのはたくさんいるが、有名で、しかも本物という人は、本当に数えるほどだろう。本物と私が言うのは、地位や名声に浸食されず、自分の感受性についていつも怠けていない人だ。そんなの当たり前じゃん。→この言葉、希望になる。わたしも、感受性みがくのは毎日頑張っている、、というか無意識にしてしまう。

「私らって、自由だね」とスイセイに言ったら、「仕事をたくさん入れて忙しくしないからこういうことが出来るんじゃ」と、マネージャー的意見を述べていました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ
感想投稿日 : 2016年3月29日
読了日 : 2016年3月29日
本棚登録日 : 2016年3月29日

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