銀の三角 (白泉社文庫)

著者 :
  • 白泉社 (1994年9月1日発売)
3.90
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本棚登録 : 727
感想 : 55
5

ラグトーリンって何者? エキュロスって?
いや、そもそも主人公のマーリー自体いったい…。
夢?予知?それとも…。

これは勢いで読むものではなかった。もっとていねいに読もうとして何度目か。
それでも、話も人もモザイクのように入り込んでいて、迷子になりそうになる。
それでいて「難解」という堅い言葉は似つかわくない、流れるようななめらかさ、そして繊細さ。
え、え?とさらに知りたくなる。
途中、もっと長編で読みたいような気もしたけれど、今は、それよりイメージを広げて読むのがいいかも、という思いに変わった。

同じストーリーであっても望都さん以外が描くと、ずいぶん違った印象になるんだろうな。
私にはまだまだ謎があって、また読み返してみたいしそれが楽しみでもある。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: マンガ
感想投稿日 : 2020年10月12日
読了日 : 2020年10月12日
本棚登録日 : 2020年10月12日

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