近代の奈落 (幻冬舎アウトロー文庫 O 30-10)

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  • 幻冬舎 (2005年12月1日発売)
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感想 : 1
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この国の差別という歴史と、その反差別の活動家達のルポ。
読み応え抜群。
突破者、万年東一などの名作に次いで、宮崎学氏の権力や差別、既成概念への反骨の眼差しの一つの集大成といえよう。

差別という概念や実態とその歴史などは、いまではこうして体系的に知る事は少ないのではないだろうか。

休み休み読んでいたが、なかなか読み手の集中力を要求するボリュームである。
じつはこういう本は一気き読まないと、体内に入ってこないのだがなかなかそうはいくまい。

宮台真司氏の解説なども付いて、非常にお徳。

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感想投稿日 : 2008年8月3日
本棚登録日 : 2008年8月3日

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