ギフト (西のはての年代記 1)

  • 河出書房新社 (2006年6月21日発売)
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本棚登録 : 290
感想 : 44

ル・グウィンの語り口が好きだ。存在の手触りのするファンタジーだと思う。暗い印象もあるけれど、女性らしい優しさも感じる。血を通じて伝わるギフトをめぐる、父と子の葛藤はとてもリアルで悲しい。私たちもまた親からギフトを受け取るけれど、もちろんそれが親の期待するとおりとは限らない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ファンタジー
感想投稿日 : 2016年3月25日
読了日 : 2016年3月25日
本棚登録日 : 2016年1月27日

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