○引用
顔や頭は正面の鏡だけからでは、全体的な姿は分からないが、三面鏡を使えば分かる。これと同じく日本を全体的にとらえるためには、中国と韓国(挑戦)という「合わせ鏡」で見ることが必要である。特に、韓国(挑戦)は日本と似たような立場で中国の影響を大いに受けているので、日本との比較からいろいろなことが分かる。
ミルワード氏の指摘は、懐疑精神とは思想、発言の自由が何にも増して尊いものだという概念をベースとしている。しかるに、日本においては伝統的にこの点の自由がなかった(あるいは抑圧されていた)ために、子どものころから健全な懐疑精神を持つような教育が学校でも家庭でもなされない。それゆえ、討論形式で自由に発言してよい、と言われてもまともな討論ができないのだ。
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カテゴリ:
哲学
- 感想投稿日 : 2017年2月19日
- 読了日 : 2017年1月29日
- 本棚登録日 : 2017年1月29日
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