白と黒のバイレ 白き、時の流れにのせて (角川ビーンズ文庫 44-17)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2009年12月1日発売)
本棚登録 : 191人
感想 : 29件
呪いを受け、子供の姿になってしまった王女ブランカは、侍女と護衛の騎士とともに呪いを解く方法を探して旅立った。おつきの騎士セロに想いを寄せてはいるのに、自らの立場からブランカはその想いを口にすることができない。
……のわー!アクション部分は「!」がとても嫌だったのに、恋愛部分がはまりまくった。主人公は、前作に続いてものすごく理性的な女の子。十二歳ぐらいの姿ではあるけれど、常に冷静。前作とは違うのは、思い切りのよさが少し少なくて、静と動なら静。でも、その心の動揺が文章では語られるのがそれが気持ち良いです。お相手の幼馴染でもあるセロがまた、やたらエロエロしい接触の仕方してくるのが楽しい。侍女、もっとがんばれ!(笑)敵はけっこうわかりましたが、もうわかっちゃっていいのか……。なんにしても、次巻が楽しみです!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
読了
- 感想投稿日 : 2018年12月21日
- 読了日 : 2009年11月28日
- 本棚登録日 : 2018年10月12日
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