ヴィクトリア朝ロンドン。夫の死から三年、喪も明けたホリーは舞踏会に出席するが、とても楽しめる気になれず、帰ろうとしたところを人間違いで捕まり、ある男性とキスをしてしまう。彼ザッカリーは、評判の良くない実業家だった。ザッカリーが彼と彼の家族のための家庭教師をホリーに依頼してきた。彼の目的は?
まずこのタイトルはねーだろー……とだれしもが思うだろう。なんじゃこの固い、しかも内容を表さないタイトル……。ホリーは四歳の娘を抱えて、ザッカリー宅に住み込むことになるのですが、ザッカリーの娘への猫かわいがりっぷりがたまらん。まー、好きな人にそっくりの四歳児って、そりゃー可愛いわな。これが相手にそっくりだったら反応違うんかなとか思わずにはいられないけど。ザッカリーの妹も可愛い&けなげでぐー。後半の、死にゆく夫との誓いとか、仕掛けがなかなか上手いなあと思いました。
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読了
- 感想投稿日 : 2018年10月15日
- 読了日 : 2011年10月23日
- 本棚登録日 : 2018年10月12日
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