田中角栄 - 戦後日本の悲しき自画像 (中公新書 2186)

著者 :
  • 中央公論新社 (2012年10月24日発売)
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本棚登録 : 781
感想 : 77
4

んー。
面白いっていうのとも違うから、☆4つにするべきなのかよく分からないけど、田中角栄っていう人と、その周りを取り巻く環境が、本当に興味深いなぁと思ったので☆4つ。
今更だけど、田中角栄って、思ってた以上に、最近の人なんだな、ってまずちょっと驚いた。
今でも政界のドンとして活躍しているような人々の名前が普通に出てきていて、なんか、脈々とつながる何かを感じたり。
お金の流れにひたすらびっくりしたり。
政治にお金が使われるのはあり得るとして、一体どうしてそんなお金が…と謎だけど。
日本かくあるべし、ということを真剣に考えるのはロマンだとか思ったり。

結局は、地元にリターンがあることが、政治家の強みなのかなぁなんて思ったり。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ノンフィクション
感想投稿日 : 2015年2月5日
読了日 : 2015年2月5日
本棚登録日 : 2015年2月5日

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