神話は「主に民衆が中心となって信仰した神々の話」と定義づけた上で、日本の記・紀は朝廷の上流階級・知識人によって作られたから、厳密には違うんじゃないの?という話です。
著者は津田史学の立場に立って、論述しています。
天皇制を権威付けるために、地方の神話を取り込んだりなどして、日本神話は叙述されたと述べています。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
日本歴史関係
- 感想投稿日 : 2010年10月5日
- 読了日 : 2010年10月5日
- 本棚登録日 : 2010年10月5日
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