いつも枕元には短編集を置いておくようにしています。
はい、お察しの通り、長編は読み始めるとキリがなくなるからです。
でも、この本は次々と読みたくなる短編集でした。
特に印象的だったのは、
恩田陸#飛び出す絵本
あ~絵本が飛び出す森。行ってみたい。
『ちいさいおうち』ならつかまえられそう。
本多孝好#十一月の約束
古書店にありそうなファンタジー、こういう感じ大好き。
今江祥智#招き猫異譚
おススメ本を喉を鳴らしたりして教えてくれる猫のしずかちゃん。
いなくなった時はハラハラしたけど、なんと!
朱川湊人#読書家ロップ
ロシア語で書かれた本を読む猫ちゃん。
「ニャア」がロシア語の「ダー」に聞こえるとありましたが、
間違いなく言ってますね。ロップちゃん♪
山本一力♯閻魔堂の虹
うん!猫ちゃん(タマ)はなんでもお見通しさ♪
市川拓司#さよならのかわりに
その人の人生を一冊の本にしてくれる不思議な書店。
そこへ導いてくれた青年の正体は…。
内海隆一郎#生きてきた証に
おじいちゃんを思う、優しい男の子にうるうる。
三崎亜記#The Book Day
持ち主の元から飛び立っていく本たちを見送っていたら
胸がいっぱいに。
個人的に猫ちゃんが登場するだけで大喜びなのですが、
この本には3編もあって感激です。
本と猫ちゃんって妙に合いますよね。
大満足の一冊でした。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
アンソロジー
- 感想投稿日 : 2016年1月6日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2015年8月7日
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コメント 9件
あいさんのコメント
2016/01/07
杜のうさこさんのコメント
2016/01/07
あいさんのコメント
2016/01/08
azu-azumyさんのコメント
2016/01/10
杜のうさこさんのコメント
2016/01/12
杜のうさこさんのコメント
2016/01/12
杜のうさこさんのコメント
2016/01/12
koshoujiさんのコメント
2016/01/13
koshoujiさんのコメント
2016/01/13