ガニメアンが「巨人たちの星」を目指して地球から旅立って行ったあとのお話。ここでも人間とよく似た存在、ジェヴレン人が出てくる。250万年後のガニメアンの子孫であるテューリアンと地球から旅立ったシャピアロン号のガニメアン。ちょっと人間の駆け引きのところの描写はSFだからしょうがないのかもしれないけどちょっと単純な善悪二元論に陥っていて物足りない。
自分の理論にこだわるダンチェッカー。それは自分できっちりと論理を組み立てて考えているからの自信に裏打ちされている。でもきちんと話しをすればそれを受け入れる度量もある。友達が少なそうだけど、かっこいい。
三部作の締めとしては緊張感がもう一つ・・・かな。(実は第4弾があるらしいと気がつく)
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
SF
- 感想投稿日 : 2021年7月5日
- 読了日 : 2021年7月3日
- 本棚登録日 : 2021年7月5日
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