世界屠畜紀行 THE WORLD’S SLAUGHTERHOUSE TOUR (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2011年5月22日発売)
4.15
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本棚登録 : 983
感想 : 114
3

まだ読み途中だけども、どうもペースがあがらね。内容は興味深いし見聞きしたものを描写している分にはいいんだが、著者が自分の感想や考えを述べるとどうにももやる。
なんだろうなあ、タブーや恐怖、忌避、差別を文化的宗教的な側面から探り、差別はよくないって言いたいんだろうけど、考察の浅さと著者の思い込みが前面に押し出されて、こいつが一番差別主義者なんじゃねえかとの印象を受ける。無理に差別させて、それを非難したい的な?
気持ち悪い。
最後まで読んで、感想に変化があれば続きを。

読み終えて、基本的な感想は変わらず。差別主義者というよりは、自分は特別で変わり者だと思いたいんだな、気持ち悪っと思ったぐらい。
著者の、ちょこちょこ入る無駄な自己顕示を取っ払えば、スマートで分かりやすい屠畜入門書になったかもね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 文庫
感想投稿日 : 2012年6月8日
読了日 : 2012年7月7日
本棚登録日 : 2012年6月1日

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