沢木耕太郎の「深夜特急ノート」で名前が挙がっていたので手に取った。
序盤から中盤までは何というか普通の小説という感想。
面白いのは主人公を中心としたリアリー家の滑稽さ位だろうか。
終盤でメイコンが言った、
「ある一定の年齢を過ぎた者には失うものを選ぶ選択の余地だけが残されてるのさ。」
というセリフが胸に刺さる。
こういう言葉を見るたびに自分がけっして若くは無いということを考えてしまう。
次は「夢見た旅」を読もう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2014年7月21日
- 読了日 : 2014年7月21日
- 本棚登録日 : 2014年6月17日
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