喋々喃々 / 小川糸 読了。400ページを超える長いお話だったけれどたった2日で読み終えてしまいました。日々の生活と季節の移ろいの結び付きがとても美しく描かれていて、夏も悪くないと思えたし冬は一層恋しくなった。小川糸の描く人々はとても丁寧に日々を生きていて憧れる。登場する料理もおいしそうだし街も人も優しくて心臓のあたりを柔らかくしてくれる感じがする。それにしても、春一郎さんやイッセイさんのような男性はとても素敵だけれど現実ではこんなひとに出会ったことがないのでかなしい。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年8月16日
- 読了日 : 2014年8月16日
- 本棚登録日 : 2014年8月16日
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