あほか天才か。気前がいいのかケチなのか。
深沢七郎とつきあいのあった当時の文豪たちが、ちっぽけに思えてくる。ニセモノに思えてくる。ところが、がっかりさせられるのでなく、ちっぽけに見える正宗白鳥や武田泰淳なども、どことなくかわいらしく思えてくるから不思議。たぶんかれらが深沢七郎に困惑してたじたじになっているからだろう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2012年7月15日
- 読了日 : 2012年7月15日
- 本棚登録日 : 2012年7月15日
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