ちょっとずつ読んでいる。なにせ頭を使うからゆっくりしか読めない。たぶんこれまでに読んだSF作品のなかでも5本の指には入る。
いまのところ、本作品集の特徴はこう要約できるかもしれない。つまり、もしも人間がみずからの知性や肉体の限界を超えた時いったい何が起きるか、あるいは人間の限界を超える「他者」が現れたとき、人間は何を知り、何を知ることができないか。
そうした、「限界のむこう側」をめぐる思考実験が結晶化した作品たちだ。
すでに映画化された作品もあるけど、短編ながらどれも映画化できそうなクオリティのものばかり。
読書状況:いま読んでる
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カテゴリ:
小説・詩
- 感想投稿日 : 2021年10月26日
- 本棚登録日 : 2021年10月26日
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