クリス・アンダーソン著『フリー 〈無料〉からお金を生みだす新戦略』が話題になってた頃、同書も発売されたと記憶している。
上述のアンダーソン氏の分類では、フリー経済とは以下に分類される。
①直接的内部相互補助 - 無料で消費者を引き寄せ、有料に誘導する
②三者間市場 - テレビ、ラジオ等に代表される広告。
③フリーミアム - 無料消費者のコストを、有料消費者が負担する。
④非貨幣市場 - 金銭のやり取りが発生しない。
このうち④がインターネットの世界で広まっている。
なぜならネットでは、経済学でいう「限界」の概念がないからだ。つまりコストをかけずに多くの人にサービスを提供できる。
だがそうして無料で広まっているように見えるが、裏では何らかの対価が支払われている、あるいは今後支払わされる。
またお金という面でなくても、「自由」という対価をも支払われている。
大事なのは無料のものはないと、自覚すること。
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- 感想投稿日 : 2019年3月23日
- 読了日 : 2019年3月23日
- 本棚登録日 : 2019年3月23日
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