吐き捨てたようなキャッチーなタイトル。「女子会は2種類あってだな」と、勇ましいタイトルが続くが、文章はいたって丁寧なデス・マス調だ。論旨も、至ってまっとうなもので、社会で揉まれた大人の女性の視線だ。
男社会で生きる女性の感覚は、非主流の価値観を持つ男の感覚とも似ている。作者が自らを客観的に俯瞰し、社会の中にあてはめるさまを読み、男子である読み手の私も、自らの価値観を社会に照応させてみる。少し、自分に対する理解が深まった気がする。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年2月27日
- 読了日 : 2020年2月27日
- 本棚登録日 : 2020年2月27日
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